先日、私が今までやったことのなかった 土の酸度チェックをやってみました。 私のブレンドした用土がどうなっているのか 前から気になっていて 一度調べてみたかったのです。 あやブレンドの他に私がよく使用するものも調べてみます。 用土1に対して水道水2を入れ、よくかき混ぜて、 上澄み液を2.5mlを試験管に入れ チェック液を3滴入れて測定します。 ●まずは基本で「水道水」を調べてみました。 キレーィなエメラルドグリーンですね。 pH7.5といったところでしょうか。 ●次は1番良く使う赤玉土を単体で調べてみました。(上部画像1番左) サンプルを大粒にしてしまったので(サンプル選び失敗か?!) 溶け始めと完全に溶けた後と2回測定してみました。 最初は黄色pH6.0でしたが、2回目は淡いグリーンpH6.5でした。 同じサンプルなのにどうして結果が違ったんでしょうね? 私なりに推測するに、使用したサンプルが大粒だったので 表面には酸性雨が染み込んでいて、粒の外側のほうが 酸が強かったとか~?勝手な想像ですが(^^ゞ どちらにしても大まかに言えば「弱酸性~中性」といえますね。 ●これは私が一番気になっていた「鹿沼土」。(左から2番目) 一般的に「鹿沼はブルーベリーなど酸性を好む植物に適している」 といわれていますね。 あや配合用土では赤玉の次に沢山入れていますので 用土が酸性寄りになっている可能性もあり、心配していましたが… あれれ?意外と普通の反応ですね… pH6.0でしょうか。 まっかっかになるかと期待していたんですが~('-'*) 私が使っている鹿沼はペーハー調整済みなのかなぁ??? それともこの鹿沼(安モノ)はニセ鹿沼だったのでしょうか( ̄□ ̄;)!! 皆さんのところではどうでしょうね? ●お次は「パーライト」これは黒曜石由来のものです。(画像中央) あや用土では赤玉、鹿沼の次に沢山入れています。 パーライトのphは見当もつかなかったのですが こんな感じでした。ややアルカリ寄りなんですね。 ●バラの栽培で有名な、とある高級培養土も(上画像右から2番目) ついでに調べちゃいま~す。 水溶液も黒々していて栄養ありそうだゎ~。 (それに比べて隣りのあや配合土液は貧弱な色だこと…(;´Д`)) 結果はこんな感じ。ふむ。ぬかりなしBG。 ここには測定液では計り知れない養分や微生物がたっくさんなんだろうなぁ~ ●おまちかね?!あやスペシャル配合培養土。(画像1番右) 鹿沼多めなのに石灰を入れていないのでかなりドキドキなんですが… きゃ~('-'*)予想外に濃いめのグリーンでした。 なんか濁ってますな…苦笑 意外にもアルカリ寄りだったんですね。 水はけ重視には気を配っていますが ペーハーに関してはテキトーな配合でしたが、 なかなかいい線いっていたようです(^-^)v 鹿沼多めでやや酸性寄りになっているであろう「あや配合土」を 濃いグリーンにさせたもので思い当たるのは… これらを鹿沼に混ぜると… こーんな結果になります。 きゃー、おもしろい!!(^o^) こういうの中学生以来かも♪ ヘレボルスに適している酸度は、 かつては、自生地は石灰岩の上にあるので アルカリ性を好む植物だといわれていました。 最近の調査の結果では原生地では石灰岩の上に腐食層が堆積しているため 実はふつうの植物と同じ弱酸性~中性であると たしか荻巣先生が講演会のときに話されていました。 弱酸性~中性とは「pH5.5~pH7.0」くらいのことをいうのだそうです。 画像の比色表でいうとオレンジから黄緑までですね。 酸性雨で酸寄りになることを考えて、 ややアルカリ寄りのpH7.0前後くらいが好ましいように思いました。 肥料の効き具合や潅水などによってpHは日々変わるものだそうです。 こまめにチェックして、より良い環境で植物を育てることが大切ですよ、と 酸度測定液の外箱に書いてありましたが… そんなに神経質にチェックしなくても 大丈夫な植物みたいですね、へれぼちゃんは(笑) 器の大きいイイコですね♪ もし、ご自分の用土を調べてほしいという方、いらっしゃいましたら ほんの一握り送ってくだされば鑑定いたしますよん(あや友人に限る) でも往復送料でこの測定液買えちゃいますから(笑)
by ayas_garden
| 2007-09-18 22:27
| ヘレボルス
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